AWS well-archtected frameworkとは

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・AWSのサービスを使いたいがどう設計したらいいんだろう?ベストなアーキテクチャを知るためのフレームワークについて知りたい

今回はクラウドサービスの1つであるAWS(Amazon Web Service)に関すること、その中でもサービスを設計する際のプラクティスをまとめた「AWS Well-Architected Framework」について、エッセンスをまとめました。

AWS Well-Architected Frameworkの公式ページはこちら

AWSを勉強する上で必須のドキュメントと言われているAWS Well-Architected Frameworkについて思うことがあります。それは内容が600ページ近くあること、かつ、ほとんど文字だけなことです、、、

これでは読むためのモチベーション低下につながるという課題があります。そこでエッセンスとして、重点を押さえたブログを作ることができればと思いました。

では以降でAWS Well-Architected Frameworkについて紹介します。

AWS Well-Architected Frameworkとは

AWS Well-Architected Frameworkは、AWSのサービスを利用して、設計するためのフレームワークです。このフレームワークは、優れたクラウドアプリケーションの運用をサポートするための指針となります。

当フレームワークの活用で以下を意識してAWSで設計・運用するためのアーキテクチャのベストプラクティスがわかるようになります。

  • 安全で信頼性が高い
  • 効率的である
  • 費用対効果が高い
  • 持続可能

フレームワークの柱

AWS Well-Architected Frameworkでは、フレームワーク柱として6つを定義しています。

種類
(ホワイトペーパーへのリンクあり)
説明
運用上の優秀性開発をサポートし、ワークロードを効率的に実行し、運用に関する洞察を得て、ビジネス価値をもたらすためのサポートプロセスと手順を継続的に改善する能力。
セキュリティクラウドテクノロジーを活用し、セキュリティ体制の向上を可能にするやり方でデータ、システム、資産を保護する方法
信頼性意図した機能を期待どおりに正しく一貫して実行するワークロードの能力
(ワークロードのライフサイクル全体を通じてワークロードを運用およびテストする能力を含む)
パフォーマンス効率コンピューティングリソースを効率的に使ってシステム要件を満たし、需要の変化と技術の進化に合わせてこの効率性を維持する能力
コスト最適化コスト最小限にしつつ、ビジネスの目標達成していくことで収益を向上
サスティナビリティ1プロビジョニングされたリソースのメリットを最大化し、必要な合計リソースを最小化することにより、エネルギー消費を削減し、ワークロードのすべてのコンポーネントにおいて効率を向上させ、持続可能性への影響を継続的に改善する能力
フレームワークの柱

これらの柱にはそれぞれに設計原則やベストプラクティスがあります。各柱に関しての説明は、別の記事で紹介いたします。

一般的な設計原則

AWS上で適切にサービスを設計するための設計原則は、以下の通りです。

原則説明
キャパシティニーズの推測が不要クラウド上では必要なキャパシティの検討は不要であり、必要分だけ使えばよい。
自動的にスケールアップやスケールダウンできる。
本稼働スケールでシステムをテストする本番相当のテスト環境をオンデマンドで用意でき、不要な時はリソース解放できる。
テストのためのオンプレミス環境が不要である。
自動化でアーキテクチャ実験を容易にする自動化により手作業によるアーキテクチャの構築コストが軽減できる。
自動化による変化を追って必要に応じて、パラメータを戻すこともできる。
発展するアーキテクチャが可能にクラウドを利用すると、自動化やオンデマンドでアーキテクチャを構築できる。
これによりビジネスの変化に柔軟に対応できる
データに基づいてアーキテクチャを駆動クラウド環境に影響を与えるデータを収集できる
データを基にアーキテクチャを選択や改善できる
ゲームデーを利用して改善する定期的なシミュレーションを行ってアーキテクチャを改善していく
設計原則

以上のような設計原則を踏まえてAWSのサービスを設計することによって、前章に述べたフレームワークの柱を支え、安定性やスケーラビリティに優れたシステムを構築することができます。

まとめ

今回はAWS Well-Architected Frameworkの概要を語りました。

フレームワークの柱として、運用上の優秀性、セキュリティ、信頼性など6つが定義されています。またフレームワーク全体の設計原則として、「キャパシティニーズの推測が不要」、「本稼働スケールでシステムをテストする」といった考慮事項があります。

そして各フレームワークの柱には、それぞれに設計原則とベストプラクティスがあります。

次回以降、フレームワークの柱に基づいた設計原則とベストプラクティスを紹介できればと思います。

参考文献

  1. 2021年12月7日に追加となった。教本が刷新されないと見落とすので注意 ↩︎

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